便秘はなぜ起こる?原因と今日からの対策解説

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「水は飲んでるつもり」
「食物繊維も意識してるのに…」

それでも便秘に悩む方は多いもの。実は便秘の原因はひとつではなく、いくつかの要因が重なって起きやすくなります。

本記事では、医学的な整理に基づきつつ)、原因→セルフ対策をまとめております。
ぜひ最後までご覧ください!


1. 便秘の“全体像”を30秒で

  • 大きく2種類:腸の中をふさぐ病気などが原因の器質性と、腸の動きや排便習慣の乱れなどによる機能性。多くは機能性です。
  • 機能性はさらにタイプ別:腸がゆっくり動くタイプ/腸が過敏にけいれんするタイプ/出口(骨盤底)の連携がうまくいかないタイプ、など。
  • 診断では“赤信号”の有無をまず確認:体重減少・血便・強い腹痛などがあるときは早めに医療機関へ。

2. 便秘はなぜ起こる? 主な原因としくみ

① 生活リズムの乱れ・朝のトイレを我慢

腸は毎日のリズムを好みます。

朝食後は胃腸の反射が働きやすく、最も“出やすい時間”。朝の5〜10分をトイレのルーティンに固定できると、便意のサイクルが戻りやすくなります。

便意を繰り返し我慢すると、直腸に便がたまりやすくなり、だんだん感覚が鈍くなります。

② 水分不足

からだの水分が足りないと、大腸は便からさらに水分を回収し、便が硬くなります。

運動する人は汗でも失います。
目安は体重×0.03L/日+運動で失った分。のどが渇く前にこまめに。

③ 食物繊維不足(とくに“種類”の偏り)

  • 不溶性:便の“かさ”を増やし、腸を刺激(野菜・きのこ・豆・穀物の外皮)
  • 水溶性:便を柔らかくし、善玉菌のエサ(海藻・果物・オーツ・大麦)

両方が揃うと効果的。日本の最新指針でも1日25〜29gが目標の目安です(食事全体で達成)。

④ 運動不足・座りっぱなし

歩く・立つ・体幹を使うことで腸の動きが刺激されます。

日本の公的指針でも“今より少しでも多く動く”+筋トレ週2〜3が推奨。腸の“推進力”としても有効です。

⑤ ストレス・自律神経の乱れ

交感神経が優位な状態(緊張・不安)は腸のリズムを乱しがち。
深呼吸・軽い有酸素・入浴・睡眠などで副交感神経に切り替えましょう。

⑥ ホルモン・性差・妊娠

黄体期(生理前)のプロゲステロン増加や妊娠中は、腸の動きがゆるやかになり便が滞りやすくなります。
これは生理的な変化です。

⑦ 薬の影響・基礎疾患

痛み止め、鉄剤、抗うつ薬などは便秘の副作用が知られています。
甲状腺機能低下症、糖尿病の神経障害などでも起こることがあります。気になる方は必ず主治医へ。

⑧ “出口”の問題(骨盤底の協調不全)

いきむ方向と骨盤底筋の動きがちぐはぐだと、便が出にくくなります。これは専門的には排出障害型と呼ばれ、評価・リハビリが有効なケースも。


3. 今日からできるセルフ対策(基本の5本柱)

A. 朝の“固定ルーティン”をつくる

  • 起床→コップ1杯の水→朝食→トイレ5〜10分を毎日同じ順番で。
  • 便座で前かがみ+足台(踏み台)を使うと直腸がまっすぐになり出やすくなります。

B. 水分:のどが渇く前に“ちょい飲み”

  • 目安:体重×0.03L/日+運動分。コーヒー・お茶も可だが、基本は水か電解質
  • トレ中は20分ごと100〜200ml。汗が多い日はナトリウムも補給。

C. 食物繊維は“種類で”揃える

  • 不溶性(野菜・きのこ・雑穀)+水溶性(海藻・果物・オーツ・大麦)を1日3食に分散。
  • 急に増やすとガス・張りの原因。水分を一緒に、数日かけて段階的に。

D. “動く時間”を増やす

  • 1日合計60分の歩行(分割でOK)+筋トレ週2〜3が目安。デスクは60分に一度立つ

E. ストレス・睡眠を整える

  • 深呼吸・軽い有酸素・ぬるめの入浴でリラックス
  • 睡眠は7時間前後を目標に。就寝前のスマホは控えめに。

4. “赤信号”と受診の目安

  • 血便・黒い便、原因不明の体重減少、夜も続く強い腹痛
  • 発熱、貧血(立ちくらみ・動悸)
  • 市販薬で改善せず3週間以上続く便秘、50歳以上での新しい便秘

こうしたサインがある場合は、自己流の継続ではなく受診を優先してください。


5. ジム目線のアドバイス(ANGIN流)

  • トレ日は水分+炭水化物をいつもより少し厚めに(腸の動き・排便リズムも整いがち)。
  • 腹部に力を入れる種目(プランク、ケーブルクランチなど)は呼吸を止めずに。いきみ癖の予防にも。
  • “動く腸”を作るには、継続できる運動×食習慣×睡眠が最強の組み合わせ。

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