ビタミンとは?なぜ必要?どのくらい摂る?

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「ビタミンって結局なに? サプリは必要?」そんな疑問に、専門用語をできるだけ使わずお答えします。

この記事では、役割 → 一日の目安 → 食材例 → 1日の献立 → 不足の理由と対策 → サプリの考え方まで、今日から使える形で整理しました。


1. ビタミンってなに?(まずは要点)

  • 体の調整役:ビタミンはエネルギー(カロリー)にはなりませんが、代謝・回復・免疫などの働きをスムーズにします。
  • 毎日こまめに:体内でほとんど作れないため、食事から少しずつ補給します。
  • 2つのタイプ:水溶性(ビタミンB群・C)はこまめに分けて、脂溶性(A・D・E・K)は油を含む食事と一緒に。摂りすぎには注意。

コツ:「赤・緑・黄・白・黒」の5色の食材を毎日。色が増えるほど自然にバランスが整います。


2. 主要ビタミンの“仕事”と代表的な食材

  • A:目・皮膚・粘膜の健康/にんじん・卵・レバー
  • D:骨と免疫、カルシウム吸収/鮭・卵黄・日光
  • E:抗酸化(体の錆び止め)/アーモンド・植物油
  • K:血を固める、骨づくり/納豆・葉物野菜
  • B1:糖の代謝・疲れ対策/豚肉・玄米
  • B2:皮膚・粘膜、脂質代謝/乳製品・卵・レバー
  • ナイアシン:エネルギー産生/鶏むね・魚
  • B6:たんぱく質の利用/鶏むね・バナナ
  • B12:赤血球・神経/貝類(あさり)・魚
  • 葉酸:細胞の材料・造血/ほうれん草・ブロッコリー
  • パントテン酸:代謝全般を支える/卵・レバー・アボカド
  • ビオチン:皮膚・髪、代謝/卵・ナッツ・魚
  • C:抗酸化、鉄の吸収を助ける/赤ピーマン・キウイ

3. 一日の“実践目安”と「これで達成!」食材例

数値は目安です。食品や調理で前後します。妊娠・授乳中などは別基準になります。

ビタミン目安(/日)食材例(1日の目安量)
ビタミンA900µg RAEにんじん中1本(150g)+卵1個=約900µg
ビタミンD25µg鮭1切れ(100g)=約30µg
ビタミンE10mgアーモンド30粒(約40g)=約10mg
ビタミンK200µg納豆1パック=約300µg
ビタミンB11.4mg豚ロース100g(約1.0mg)+玄米1膳(約0.3mg)
ビタミンB21.6mg牛乳200ml(0.3mg)+卵1個(0.25mg)+レバー30g(0.6mg)
ナイアシン15mgNE鶏むね100g(約10〜11mg)+玄米1膳(約5mg)
ビタミンB61.4mg鶏むね100g(約1.0mg)+バナナ1本(約0.4mg)
ビタミンB122.8µgあさり10個=約20µg(1食で十分)
葉酸300µgほうれん草おひたし1皿(約110µg)+ブロッコリー1房(約180µg)
パントテン酸6mgアボカド1個+レバー30g+卵1個で充足
ビオチン55µg卵1個(25µg)+ナッツ30g(20µg)+魚2切(10µg)
ビタミンC130mg赤ピーマン1個=約150mg(1個で達成)

4. 「これを食べればOK」が分かる!1日のモデル献立

朝食:卵2個・納豆1パック・玄米ごはん1膳・キウイ1個・牛乳200ml(B群・K・C・ビオチン・葉酸を広くカバー)

昼食:豚ロースと野菜炒め(赤ピーマン・ブロッコリー)・ごはん1膳・味噌汁(わかめ・豆腐)(A・B1・ナイアシン・E・C)

夕食:鮭の塩焼き・ほうれん草おひたし・アボカドサラダ・あさりの味噌汁・ごはん1膳(D・B12・葉酸・パントテン酸・K)

間食:アーモンド30粒・バナナ1本・プロテインドリンク(ビタミン添加タイプ)(E・B6・ビオチン+たんぱく質)

買い物の固定メンバー:卵/納豆/鮭/鶏むね/牛乳・ヨーグルト/アーモンド/玄米/赤ピーマン/ほうれん草/ブロッコリー/キウイ/アボカド/わかめ・豆腐/あさり(冷凍でOK)


5. 不足しやすい理由と、今日からできる対策

よくある理由:コンビニ・外食中心で野菜・魚・果物が少ない/朝食を抜く/夜は好きなものだけ/お酒・ストレス・喫煙でB群・C・Eの消耗が増える

  1. 朝:「卵+乳製品+果物」を固定(ベース栄養を先に入れる)
  2. 昼:「色の濃い野菜+タンパク質+主食」(丼もの単品にしない)
  3. 夜:「魚 or 大豆+緑黄色野菜」、間食は「ナッツ+果物」

6. サプリは必要?(ANGINの考え)

  • 基本は食事で十分。不足が続く時期や日照が少ない季節のビタミンDなどは最小限の“保険”として検討。
  • 選ぶ基準は、過剰摂取にならない量成分表示が明確食事の穴を埋める目的
  • 治療中・服薬中・妊娠中は、自己判断を避け、医師や管理栄養士へ。

7. よくある質問(FAQ)

Q. 加熱するとビタミンは壊れますか?
A. 水に溶けやすいC・B群はゆで過ぎに注意。蒸す・電子レンジ・スープにして汁ごと摂るとロスが減ります。

Q. 果物は太りますか?
A. 量の管理ができれば問題ありません。キウイ1個・バナナ1本など「1~2個」を目安に。朝やトレ前後に相性◎。

Q. いつ摂ればいい?
A. 水溶性はこまめに分けて(朝・昼・夜・間食)。脂溶性は油を含む食事と一緒に。


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