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ANGINパーソナルトレーニング代表 三浦 風太です。
本日は身体が硬いとはについてです。
日常的に「身体が硬い」とか「柔軟性が落ちた」など、自身の身体について考えたことはあると思います。
ここでは「身体が硬くなること」の原因やメカニズムについて紹介していきます。
そもそも身体が硬いとは?
「カラダが硬い」というのは、正確にいうと「関節の可動域が狭くなる」ということ。
筋肉、骨、関節、靭帯などの関節周囲にある組織などさまざまな部位の要因が考えられますが、
可動域が低下してしまう原因の多くは筋肉によるものです。
原因1 筋肉の萎縮
筋肉は使わなければ衰え、筋肉を構成する筋線維も短く細くなっていきます。
長期間動かさなければ筋肉は委縮し、関節はほとんど動かなくなってしまうのです。
程度の差こそあれ、運動不足などによって動かさない筋肉は硬くなっていきます。
原因2 筋肉の緊張
たとえば草むしりなどでしゃがんだ状態を長時間続けた後、立ち上がったときに腰が伸びないなど。
同じような作業を長時間行った場合、筋肉の疲労によって緊張が高まり、柔軟性を著しく低下させます。
この場合、ある程度の時間が経てば改善することが多いです。
ただし、同じような状況を繰り返すことで筋緊張が取れず、だんだん硬くなってしまうということも起こり得ます。
原因3 ケガや病気の影響
ケガなどによって関節自体や靭帯、関節包などの組織が損傷してしまうと、後遺症で組織が硬く動きにくくなってしまう場合があります。
ケガの痛みはなくなっても、完全に元の状態に戻るということはありません。
組織同士の癒着や組織の肥厚など、少なからず何かしら変化は起きているのです。
原因4 精神的ストレスによる筋肉の緊張
仕事や人間関係の精神的ストレスを常時受け続けている人は「過緊張(かきんちょう)」という状態に陥りやすいです。
それがもとで自律神経(筋肉を活動的にさせる神経)と副交感神経(筋肉を休ませる神経)の切り替えがうまくできなくなり、
常に自律神経が活発になってしまいます。その為、睡眠不足に陥る、筋肉の緊張が解けなくなることが続き、身体が硬くなります。
精神的ストレスによる筋肉の緊張は多くみられます。
原因5 寒さなどの環境による要因
寒さや湿気など血行に影響する外的要因は、柔軟性に大きく関わります。
ただしこれらの外的要因は、自分でコントロールすることができません。
そのため、血行が悪くならないよう着るものに気をつけたり、保温を心がけるといった対策を行うようにしましょう。
筋弛緩法
筋トレやストレッチで筋肉の柔軟性を高めることはできますが、
ストレスが原因の筋肉の緊張は「筋弛緩法」が有効です。
筋肉は、一度力を入れて緊張させ、ゆるめると、さらに力がゆるみます。
筋弛緩法をすると、生活の中での緊張にもすぐ気づけるようになり、心身のストレスを除くために役立ちます。
≪やり方≫
- 胸を張りながら、肩をすくめるように力を入れます。
- そのまま5~6秒キープ。
- その後、ゆっくりと10秒間脱力する。その間でしっかりと力の抜ける感覚を味わう。
上記の筋弛緩法は場所に関係なくどこでも実践ができます。
少しづつ生活に取り入れていきましょう。
本日は以上になります。
今後も皆様の生活に役立つ情報を発信していきますので、
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