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ANGIN PERSONAL TRAINING です。
「食べると太るから、とにかく減らす」
そのやり方、最初は体重が落ちても長続きしません。大事なのは、食べて燃やす”体に作り変えること。
この記事は、初心者の方にも分かる言葉で、今日からできる具体策をまとめました。
Contents
① 食べないと、なぜ“痩せにくくなる”のか

- 体が省エネになる:食事を極端に減らすと、体はエネルギーを節約。基礎代謝(じっとしていても使うエネルギー)も、日常のこまごました動き(姿勢・歩数・表情など)も落ちます。
- 筋肉が減りやすい:材料(たんぱく質)が足りないと、体は筋肉を分解。“燃えるエンジン”が小さくなるので、同じ生活でも消費が下がります。
- トレーニングの出力ダウン:糖質を極端に削ると、力が出にくくなり、消費カロリーも伸びません。
結果:体重は落ちても、体水分と筋肉が主に減り、代謝が下がってリバウンドしやすい体になります。
② “食べて”代謝を守る ── ダイエットの土台はタンパク質
筋肉は刺激×栄養×休養でしか守れません。なかでもまず整えたいのがタンパク質。
- 目安:体重 × 1.5〜2.0g/日(例:60kg → 90〜120g/日)
- 配り方:1食あたり 20〜40g を目安に、3食+間食で分けると吸収・継続ともに◎
- 食品例:鶏むね・卵・魚・ツナ・大豆製品・ヨーグルト・プロテイン
「食べるのが不安…」という方ほど、まずタンパク質から確保。
これだけで満腹感が上がり、無理な我慢が減ります。
③ “痩せるための食べ方”設計図
筋肉を守りながら脂肪を落とすには、P(タンパク質)・F(脂質)・C(炭水化物)のバランス作りが近道です。
基本の配分
- P:体重 × 1.5〜2.0g/日(上のルール)
- F:総摂取カロリーの35%
- C:残り(PとFを差し引いたぶん)
60kg・1,800kcal/日の例(計算の流れ)
- P=100g(中間値):100g × 4kcal = 400kcal
- F=35%:1,800kcal × 0.35 = 630kcal ≒ 70g
- C=残り:1,800 − (400 + 630) = 770kcal ≒ 190g
項目 | グラム | カロリー |
---|---|---|
タンパク質(P) | 100g | 400kcal |
脂質(F) | 70g | 630kcal |
炭水化物(C) | 190g | 770kcal |
合計 | — | 1,800kcal |
運用のコツ
- トレ日はCをやや多めにして、トレ前後へ寄せる(出力と回復の両立)。
- 夜は量を控えめに。脂質は魚・ナッツ・オリーブオイルなど「質」を重視。
- 記録アプリでP・F・Cと体重を見える化。数字が“味方”になります。
④ 1日の簡単モデルメニュー(1,800kcal/60kgの例)
- 朝:ご飯150g、卵2個、ヨーグルト200g、バナナ半分
- 昼:鶏むね150g+ご飯150g+サラダ(オイル小さじ2)
- 間食:プロテイン1杯、みかん1個
- 夜:鮭100g+豆腐150g+野菜たっぷり味噌汁+ご飯100g
※トレーニング前後は、おにぎり半分やバナナ、プロテインなど消化の良いC+Pを少量追加すると安定します。
⑤ よくあるつまずき&対処
つまずき | 原因 | 対処 |
---|---|---|
昼と夜にドカ食い | 朝のP不足・空腹で反動 | 朝にP20〜30gを必ず入れる(卵+ヨーグルト等) |
力が出ない | Cを削りすぎ | トレ前後だけCを増やす(おにぎり/バナナ) |
体重が落ちない | 無意識の間食・飲料 | 飲み物とおやつを1週間だけ記録→調整 |
続かない | 完璧主義 | 80点で合格。外食の日はPだけ死守 |
⑥ まとめ
「食べない=痩せる」は短期の幻。落ちやすいのは体水分と筋肉で、代謝まで落ちるのが現実です。
必要量のタンパク質を軸に、脂質35%・炭水化物は残り。
この土台を守るほど、トレーニングの質が上がり、消費も回復も循環します。
空腹に耐える我慢より、設計して、食べて、動く。今日の一皿が、明日の“燃えるカラダ”をつくります。
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