野菜だけダイエットは効果的?

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みなさんはダイエット中に野菜だけ食べるという生活を送ってはいませんか?

野菜はカロリーが低く、お肉やお米などに比べて食べても太らないというイメージがあると思います。

しかし、ダイエット中に野菜だけ食べれば良いかというとそういうわけではありません。

野菜だけ食べるのは体重は落ちるかもしれませんが、自分の目指す体型からかけ離れてしまう可能性が大いにあるのです。

今回は、ダイエット中に野菜だけを食べるデメリットについて解説していきます。

なぜ野菜だけ食べるのはダメなのか?

なぜ野菜だけを食べるのがダメなのでしょうか?

野菜は他の食品に比べて圧倒的にカロリーの低いものが多く、痩せられる食材と考える人が多いでしょう。

たしかにダイエット中に野菜だけ食べる生活を続けていると体重は落ちます。

では、その減った体重は具体的に何が減ったのでしょうか?

それはズバリ「筋肉」です。

なぜ筋肉が落ちてしまうのでしょうか?

それはカロリー不足タンパク質不足によるものです。

カロリー不足によるデメリット

人間は摂取カロリーが不足すると、筋肉が分解されてエネルギーに変換されます。

筋肉が減少すると代謝が落ち、体重(体脂肪)を落としにくくなってしまいます。

そして体重(体脂肪)が落ちなくなると、さらに食事量を減らして摂取カロリーを減らすという悪循環に陥ってしまうのです。

タンパク質不足によるデメリット

タンパク質は筋肉を構成する重要な栄養素です。

そのため、野菜しか食べないダイエットの場合、タンパク質が圧倒的に不足してしまいます。

それにより筋肉が作られにくくなり、筋トレなどをすると筋肉の分解ばかりが進んでしまいます。

筋肉が減ってしまうと、痩せたとしても引き締まった体型にはならず、理想の体型からはかけ離れた見た目になってしまいます。

ダイエットでの食事はカロリーとPFCバランスを意識!

ダイエット中の食事はカロリーPFCバランスの2つを意識してメニューを考えましょう。

カロリーの意識

まずカロリーですが、目安としては基礎代謝量を上回るかつ、一日の総消費カロリーよりも少ないカロリーを摂りましょう。

基本的にこのカロリーを守っていれば健康的に痩せることが出来ます。

基礎代謝量とは、人間が何もしなくても勝手に消費するカロリーのことで、臓器の活動や体温維持、呼吸などによる消費カロリーのことを指します。

一日の総消費カロリーとは、基礎代謝量と運動による消費カロリーを足した数値の事を指します。

PFCバランスの意識

次にPFCバランスについてですが、PFCバランスとは「P(タンパク質)、F(脂質)、C(炭水化物)」をそれぞれどのくらいの割合で摂取しているかの指標です。

ダイエットに適しているPFCバランスですが、一日の食事の内、P(タンパク質)を30%、F(脂質)を20%、C(炭水化物)を50%ぐらいで調整すると良いでしょう。

上記の割合で一日の総消費カロリーが超えないように調整しつつメニューを組むことができれば、自然と体重は落ちていくはずです。

最後に

今回はダイエットで野菜だけ食べることによるデメリットと適切な食事方法について解説していきました。

野菜はビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれた食材のため、とても重要な食材の1つですが、健康な状態であるためにはバランスよく食べるのが一番良いのです。

ダイエットの食事では、まずタンパク質・脂質・炭水化物のバランスをしっかり考えて摂取し、野菜はあくまでも食事のサブ的な立ち位置で考えましょう。

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