トレーニングの3原理5原則を完全解説

いつもご覧いただきありがとうございます。ANGIN PERSONAL TRAININGです。

まず、こんな悩みはありませんか?「週2〜3で通っているのに伸びない」「ベンチ60kg前後から動かない」。

そこで今回は、結果を最短で出すための土台である『トレーニングの3原理5原則』を、初級者にも分かる言葉で徹底解説します。

さらに、すぐ使える重量設定、週3の実践メニュー、よくあるミスの直し方までまとめました。

まず結論:3原理は「効く仕組み」、5原則は「伸ばす運用」

つまり、3原理(過負荷・特異性・可逆性)を外すと刺激が足りず、5原則(漸進性・反復性・個別性・全面性・意識性)を外すと継続的に伸びません。

次に、それぞれを実例つきで確認します。

3原理(効果が出る仕組み)

① 過負荷の原理(オーバーロード)

しかし、毎回同じ負荷・回数・セット・スピードのままでは体は慣れます。
したがって、前回より少しだけ強い刺激が必要です。

  • 例:先週 40kg×10回×3 → 今週 42.5kg×10回×3、もしくは 40kg×11回×3。
  • 落とし穴:限界まで毎回追い込むだけだと疲労が勝ちやすい。余力回数1〜3を基本に、時々0(限界)で十分です。

② 特異性の原理

次に、練習したい動作に近い練習ほど伸びるという考え方です。
ベンチを伸ばしたいなら、ベンチの頻度・フォーム・可動域に時間を割きましょう。

③ 可逆性の原理

一方で、完全停止が長く続けば筋力・筋量は戻ります。
だからこそ、忙しい週も維持セッションを入れてゼロ回避が最善です。

  • 例:全身3種目×各2セット(30分)で“生存”させる。

5原則(伸ばし続ける運用)

① 漸進性の原則(少しずつ上げる)

さらに、重さ・回数・セット・可動域・テンポのいずれかを小さく前進させ続けましょう。
8〜12回ゾーンで全セット12回到達→次回+2.5%(or +2.5kg)が簡単なやり方です。

② 反復性の原則

週1より週2〜3回/筋群の方が、フォームが安定し扱重量も伸びます。
したがって、同じ主動作を繰り返せる設計が有利です。

③ 個別性の原則(人によって最適が違う)

身長・骨格・柔軟性・仕事・睡眠・食事により、最適回数・頻度・種目は異なります。
痛みが出るフォームは避け、設定を調整しましょう。

④ 全面性の原則(全身バランス)

好きな部位だけでは弱点がボトルネックになります。
押す・引く・スクワット系・ヒンジ系・体幹を週単位で網羅してください。

⑤ 意識性の原則

最後に、狙う筋と動作を理解し、セットアップ・呼吸・軌道を毎回意識すること。
集中は刺激の質を上げます。

よくある停滞の原因と、今日からの修正

  • 毎回オールアウト:翌週の質が落ちます。余力回数1〜3中心+ときどき0に。
  • 毎回メニューが違う:メイン種目は固定し、補助種目で変化を出す。
  • 頻度が足りない:各部位を週2回にするとフォームも負荷も安定。
  • 栄養・睡眠不足:たんぱく質=体重×1.6〜2.0g/日。トレ日は炭水化物をトレ前後に厚く。睡眠は7時間目安
  • 浅い可動域:痛みのない範囲で最小限の深さは確保。コントロール重視。

すぐ使える:週3・全身プログラム(60〜75分)

頻度:月・水・金 負荷の波:月=中、 水=やや重い、 金=軽め。
8〜12回ゾーンで全セット12回→+2.5%

Day1(押す+スクワット寄り)

  • スクワット 8〜12回×3(RIR1〜2)
  • ベンチプレス 8〜12回×3(RIR1〜2)
  • ルーマニアンデッド 8〜10回×2(RIR2)
  • ダンベルフライ or マシンチェスト 12〜15回×2(RIR1〜2)
  • プランク 30〜45秒×2〜3

Day2(引く+ヒンジ寄り)

  • デッドリフト 5〜6回×3(RIR1〜2)※腰が不安なら軽いバリエーションorマシン
  • ラットプルダウン 8〜12回×3(RIR1〜2)
  • ワンハンドダンベルロウ 10〜12回×2(RIR1〜2)
  • ショルダープレス 8〜12回×2(RIR1〜2)
  • ケーブルクランチ 10〜15回×2

Day3(弱点再構築の日)

  • 弱点のメイン種目(ベンチ or スクワット) 6〜8回×3(RIR2)
  • ヒップスラスト 10〜12回×2(RIR1〜2)
  • シーテッドロー(ケーブル/マシン) 10〜12回×2(RIR1〜2)
  • サイドレイズ 12〜15回×2(RIR1〜2)
  • サイドプランク 30秒×2〜3

動画で学びたい方へ:ベンチプレス解説(ANGIN公式YouTube)

進捗を見える化

重量×回数×セット、余力回数、体調コメントで記録を残します。
例:「ベンチ42.5×10×3 余力回数1〜2 体調○」。同じ種目を週ごとに比べることが、最短の確認方法です。

チェックリスト

  • 過負荷:今日は少しでも重さ/回数/可動域/フォームが前進した?
  • 特異性:狙う種目を練習できた?
  • 可逆性:忙しい日も維持セッションを入れた?
  • 漸進性:8〜12回ゾーンで全セット12回→加重のルールを運用?
  • 反復性:主要筋群を週2回以上触れた?
  • 個別性:痛みのない設定・グリップ・可動域になっている?
  • 全面性:押す・引く・スクワット・ヒンジ・体幹を網羅?
  • 意識性:ターゲット筋と軌道、呼吸に集中できた?

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